
今回はいつもと全然異なる番外編です。
平成25年5月17日(金)我が家が大切にしていた小さな命が、輝く「星」になりました。
私たち家族は、今、彼を失った悲しみに包まれています。
ポッカリ空いてしまった心の穴は、これから埋まることはあるのでしょうか。
彼とは、我が家にやってきて11年目の愛犬、ポメラニアンの「チョコ」君です。
いつまで経っても、子犬にしか見えなかったチョコ
散歩で年齢を聞かれたら、一様にビックリされました。
そんな彼ですが、数年前に「心臓病」と「気管虚脱」と診断され、これまで投薬治療を続けてきました。
ポメラニアンにある特有の病気ですが、私たちは彼の父親「チャンス」も同じ病気で失くしました。
元気そうだった彼が同じ病気になったことに少なからずショックを受けました。
治らないと分かりつつも、心のどこかで彼なら克服してくれるのではないか、そう希望していました。

ところが、先週から病状が一気に悪化し、痙攣を起こすたびに動物病院に駆け込み、彼の生命力でここまで耐えてきました。
しかし、それも限界が近づいていました。

前日から動物病院の酸素室に入院していましたが、「もう時間がないのなら、どうしても家に連れて帰りたい。」と嫁さんが院長先生にお願いしました。
院長先生も、厳しい賭けではあったものの、残された時間を家族と過ごすことに反対はしませんでした。
私たち家族は、覚悟の上で、酸素室の彼を、住み慣れた我が家に連れ帰りました。
家に帰ってきた彼は、苦しい中でも尻尾を振って、私たち家族に応えてくれました。
そして、それからわずか1時間もしないうちに、眠るように静かに旅立ったのです。
まるで、家に帰ってくるまで頑張って耐えてきたように。
ここまで、よく頑張ってくれたと思います。
酸素室で誰もいない中ではなく、最後は大好きな家族に看取られて、帰りたかった我が家で旅立ちました。
私たちは、小さな子どもを亡くしたのと同様、大きな存在を失いました。
そして、昨日、動物霊園で家族だけで葬儀を行い、火葬しました。
娘は火葬の間も、号泣していました。
ただ、自分は立ち上る白い煙が空に昇っていくのを見て、なぜかチョコが天国に旅立つ姿を見たように思いました。

左が4年前に旅立った父親のチャンス。右側がチョコです。
天国で、父親のチャンスと4年ぶりに会っていると思います。
いつまでも忘れない。
チョコ、これまで本当にありがとう!
静かにおやすみ!
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謹んでお悔やみ申し上げます。